FOMC明けの米ドルとともに強含んだポンドの上伸性に注目か

2025.09.18
- 英・BOE政策金利と声明発表
- 米・景気先行指数
前日の米国通貨は、昨日行われた米FOMC政策金利決定会合にて、市場予想通り0.25%の利下げが5会合ぶりに行われたものの、今後の大幅利下げ観測を牽制したことで、米ドルが強含んだ。ユーロ米ドルは一時1.1918まで急騰し年初来高値を更新したものの、その後失速。1.1809まで反落した。週足では、RSIとローソク足がダイバージェンスに入りつつある状況だ。
欧州通貨は、ポンドが米ドルに次いで強含んだ。ポンド円は199.476から200.352まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-3σから+3σまで値を上げた。4時間足では、75MAが下値支持線となり価格が戻ってきており、日足では10MAに沿っての先月下旬からの上昇トレンドが継続。年初来高値付近の水準を維持している。
本日は、8:50に日・機械受注、10:30に豪・雇用統計、15:00にスイス・貿易収支、16:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、17:00に欧・経常収支、18:00に欧・建設業生産高、20:00に英・BOE政策金利と声明発表、英・BOE議事録公表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22:00にSARB南ア・政策金利と声明発表、23:00に米・景気先行指数、翌7:45にNZ・貿易収支がある予定だ。FOMC明けの米ドルとともに強含んだポンドの上伸性に注目したい。
相場レポート 記事一覧
-
2025.09.18
FOMC明けの米ドルとともに強含んだポンドの上伸性に注目か
-
2025.09.17
上昇しているユーロ米ドルが政策金利発表により変化するのか注視か
-
2025.09.16
対米ドルで強含んだユーロの上値余地を静観か
-
2025.09.15
年初来高値を更新したポンド円の上伸性に注目か
-
2025.09.12
ECB後に微上昇したユーロの上値余地を静観か
-
2025.09.11
ECB政策金利発表後のラガルドECB総裁の記者会見での発言に注意か
-
2025.09.10
対円で弱含んだポンドの回復余地を静観か
-
2025.09.09
続伸したユーロ米ドルの上値余地に注目か
-
2025.09.08
米雇用統計後に弱含んだ米ドルの下伸性が見られるのか方向性に注目か
-
2025.09.05
対円で上昇したポンドの上値余地を注視か
-
2025.09.04
PPI低下も上昇したユーロの上値余地を静観か
-
2025.09.03
対円で上昇したスイスフランの上値余地を注視か
-
2025.09.02
対米ドルで下落した加ドルの下値余地を注視か
-
2025.09.01
米国が休場下での月初の値動きを注視か
-
2025.08.29
上値が重くなっている米ドル円の米国時間での値動きに要警戒か
-
2025.08.28
対円にて上昇した加ドルが上値更新を見せるのか警戒か
-
2025.08.27
続落後の方向感に欠ける相場が継続となるのかユーロ豪ドルを静観か
-
2025.08.26
対米ドルで弱含んだポンドが回復を見せるのか静観か
-
2025.08.25
来月のFOMC利下げ容認発言にて下落した米ドルの下伸性に注目か
-
2025.08.22
対円で上昇したポンドの上伸性に注目か