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ECB後に上昇したユーロの上伸性を注視か

相場レポート

ECB後に上昇したユーロの上伸性を注視か

ECB後に上昇したユーロの上伸性を注視か
本日のポイント
  1. 加・雇用統計
  2. 独・鉱工業生産

前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は104.263から105.350まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+3σまで値が伸びた。4時間足では75MAに下値をサポートされつつ上値を切り上げており、日足ではすでに交錯していた20MA近辺を上抜け、200EMAに向けて上昇している最中だ。

欧州通貨は、昨日行われたECB政策金利発表にて、政策金利が0.25%引き下げられたものの、「インフレ率が2%に戻ったことは良好な状態」とし、市場が利下げ休止のシグナルと受け止めたことで、ユーロが指標発表後に上昇した。ユーロ米ドルは1.1403から1.1494まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。日足では10MAが下値サポートとなり上昇トレンドとなりつつある状況だ。

本日の指標は、14:00に日・全世帯家計調査、日・景気動向指数、15:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・鉱工業生産、17:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、18:00に欧・実質GDP、欧・小売売上高、21:30に米・雇用統計、加・雇用統計、23:00に米・ボウマンFRB理事の発言がある予定だ。ECB後に上昇したユーロの上伸性を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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