上昇したスイスフランの上値余地に警戒か

2025.06.27
- 欧・消費者信頼感指数
- 米・PCE価格指数
前日の米国通貨は、加ドルが対円で往って来いとなった。加ドル円は105.029から105.998の間で推移。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σの間で移行した。4時間足では20MAをまたいでの値動きが見られ、日足では一時的にサポートされていた20MAを割り込んでいる。このまま加ドルと日本円の拮抗が継続するのか、方向性に注目したい。
欧州通貨は、スイスフランが対円で上昇した。フラン円は179.602から180.677まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで値が伸びた。4時間足では20MAにサポートされての上昇が継続しており、日足ではRSIが73まで急騰している。本日の欧州時間でもスイスフランが勢力を維持するのか、上値余地に警戒したい。
本日は、8:30に日・雇用統計、日・東京消費者物価指数、8:50に日・小売業販売額、日・百貨店/スーパー販売額、15:00に英・実質GDP、英・経常収支、18:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感指数、20:30に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、21:30に米・個人所得、加・実質GDP、米・PCE価格指数、22:15に米・クックFRB理事の発言、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。上昇したスイスフランの上値余地を慎重に見極めたい。
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