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下落したポンドの回復余地を静観か

相場レポート

下落したポンドの回復余地を静観か

下落したポンドの回復余地を静観か
本日のポイント
  1. NZ・第1四半期製造業活動
  2. 日・景気ウォッチャー調査

先週末の米国通貨は、6日に発表された加・5月雇用統計にて、失業率が前月の6.9%から7.0%に悪化したことで、加ドルが対米ドルで下落した。米ドル加ドルは1.3660から1.3704まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っており、日足でも4時間足と同様の値動きとなっている。

欧州通貨は、ポンドが対米ドルで下落した。ポンド米ドルは1.3584から1.3508まで下落。時間足20MAに上値をレジストされながら価格を低下させた。4時間足ではボリンジャーバンド+3σから-2σまでローソク足が低下。日足ではかろうじて10MAに下値をサポートされながらの推移が、約10営業日継続している。なお日足では、ローソク足がRSIとのダイバージェンスを起こしている。

本日の指標は、7:45にNZ・第1四半期製造業活動、8:50に日・実質GDP、日・国際収支、14:00に日・景気ウォッチャー調査、23:00に米・卸売在庫がある予定だ。これ以外に重要な指標発表や要人発言は予定されていない。欧州時間で反発が見られるのか、下落したポンドの回復余地を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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