対円で弱含んだユーロが回復を見せるのか方向性に注目か

2025.06.18
- 豪・Westpac先行指数
- 米・FOMC政策金利と声明発表
前日の米国通貨は、米ドルが米国時間で最強となった。ユーロ米ドルは1.1579から1.1475まで下落。時間足200SMAタッチ直下まで値を下げた。4時間足ではサポートされていた20MA上位の水準から脱落し、日足ではボリンジャーバンド+3σタッチにて反転が入っている状況だ。本日の米FOMCでは4.50%の据え置き予想となっているが、要人発言にて強弱性が変わるのか、見極めたい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・ZEW景況感指数が、前月の11.6から35.3へと急回復したにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は167.619から166.714まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-3σまで落ち込んだ。4時間足ではサポートされていた10MAを割り込んでいる一方、日足では10MAに沿っての上昇トレンドは崩れていない状況だ。
本日は、8:50に日・通関ベース貿易収支、日・機械受注、9:30に豪・Westpac先行指数、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、17:00に欧・経常収支、南ア・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・住宅着工件数、23:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、24:15に加・マックレムBOC総裁の発言、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の発言がある予定だ。対円で弱含んだユーロが回復を見せるのか、方向性に注目したい。
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