要人発言にて弱含んだ米ドルの回復余地を注視か
2025.06.25
- 加・消費者物価指数
- 独・IFO景況感指数
前日の米国通貨は、パウエル米FRB議長が「年2回の利下げを想定しているが、依然として経済は強く、急ぐ必要はない」と従来通りの姿勢を示したことで、米ドルが終日最弱となった。ユーロドルは1.1571から1.1641まで上昇。時間足20MAに下値を支持されながら上向いた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークに入りつつある状況だ。
欧州通貨は、スイスフランが最強となった。フラン円は178.640から180.078の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では20MAタッチにて反発がしっかりと入っており、日足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのbバンドウォークが見られている。本日の欧州時間でもスイスフランが強含んでいくのか、方向性に注目したい。
本日は、7:45にNZ・貿易収支、8:50に日・企業向けサービス価格指数、10:30に豪・消費者物価指数、14:00に日・景気動向指数、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:45に英・ロンバルデッリBOE総裁の副総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に米・新築住宅販売件数、米・パウエルFRB議長の議会証言、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・5年債入札がある予定だ。要人発言にて弱含んだ米ドルの回復余地を慎重に見極めたい。
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