米CPI発表にて米ドルの上昇が継続するのか値動きを静観か

2025.06.11
- 加・住宅建設許可
- 米・消費者物価指数
前日の米国通貨は、本日の米・5月消費者物価指数(CPI)の発表を控えた米ドルが、対円で上昇した。ドル円は144.397から145.287まで上昇。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では200SMAに下値をサポートされつつローソク足が上向いており、日足では20MA上抜けからの今月高値更新を試みている最中だ。
欧州通貨は、ユーロがポンドに対し2日続伸した。ユーロポンドは0.8418から0.8468まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σまで急騰した。4時間足では200SMAの上値抵抗帯を実体足ですでに上抜けており、日足では200SMAが下値支持線となり価格が反発している。このままユーロの上昇が継続するのか、欧州時間での方向性に注目したい。
本日の指標は、8:50に日・国内企業物価指数、12:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・住宅建設許可、米・消費者物価指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・10年債入札、27:00に米・財政収支がある予定だ。米CPI発表にて米ドルの上昇が継続するのか、指標発表後の値動きに注意したい。
過去の相場レポート
2025.06.12
下落した加ドル円の回復余地を静観か
2025.06.11
米CPI発表にて米ドルの上昇が継続するのか値動きを静観か
2025.06.10
上値が限定された加ドルの反発余地を静観か
2025.06.09
下落したポンドの回復余地を静観か
2025.06.06
ECB後に上昇したユーロの上伸性を注視か
2025.06.05
ECB政策金利発表にて強弱性が変化するのか注目か
2025.06.04
弱含みから一転上昇した米ドルの指標発表による値動きに警戒か
2025.06.03
最弱となった米ドルが要人発言にて回復するのか注視か
2025.06.02
弱含んだユーロの回復余地に注目か
2025.05.30
月足確定直前の通貨強弱の変化に要注意か