米雇用統計控えドル円は159円台を試すか
2026.08.07
- 米7月非農業部門雇用者数変化
- 米7月失業率
前日の米国通貨は、米新規失業保険申請件数が19.9万件となり、市場予想20.5万件を下回った。4-6月期非農業部門労働生産性も前期比年率1.4%と市場予想0.6%を上回り、単位労働コストは前期比年率1.3%にとどまった。労働市場の底堅さが意識されたほか、米国債利回りの上昇や中東情勢への警戒も米ドルを支え、ドル円は158円台半ばまで上昇した。本日アジア時間には158.50円付近まで上値を伸ばしており、上値では159.00円付近、下値では158.00円付近が意識されそうだ。
欧州通貨は、英国7月建設業購買担当者景気指数(PMI)が44.7となり、市場予想40.0と前回の38.4を上回った。ただし、景気判断の節目となる50を引き続き下回り、ポンドの反応は限られた。英中銀(BOE)の追加利上げ観測と中東情勢を見極める中、ポンドドルは前日の欧州時間に1.3460ドル前後で推移した。本日アジア時間は1.3450ドル付近まで弱含んでおり、上値では1.3500ドル付近、下値では1.3400~1.3450ドル付近が意識されそうだ。
本日の指標は、15:00にドイツ6月鉱工業生産と貿易収支、16:00にスイス7月SECO消費者信頼感指数が発表される。21:30には米7月非農業部門雇用者数変化、失業率、平均時給に加え、カナダ7月雇用統計が予定されている。米非農業部門雇用者数は前月比8.0万人増と、前回の5.7万人増から伸びが加速する予想で、失業率は4.2%、平均時給は前月比0.3%、前年比3.5%が予想されている。米雇用統計の結果が9月の金融政策観測をどのように変化させるか、ドル円の反応に注目したい。
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