米・日利上げ観測が交錯、ドル円154円台から方向性が出るのか
2026.09.14
- カナダ8月消費者物価指数(CPI)
- ラガルドECB総裁発言
11日の米国通貨は、ドルが主要通貨に対して方向感の乏しい値動きとなった。米8月CPIは前月比0.4%、前年比3.4%となり、物価上昇圧力が続いていることから、今週のFOMCで25bpの利上げを見込む確率は約87%まで上昇した。一方、米10年債利回りは5%近辺まで上昇した後に4.93%付近へ低下し、ドルの上昇は限定された。本日はドル指数が99.34付近、ドル円が154.03円前後で推移している。152.89円付近が直近の下値として意識される一方、154円台後半から155円方向へ上値を伸ばせるかに注目したい。
欧州通貨は、ユーロが対ドルで上値の重い展開となっている。ECBは前週に追加利上げを実施し、さらなる金融引き締めの可能性も意識されているが、米国でも利上げ観測が強まっていることから、本日のユーロドルは1.1565ドル付近まで下落した。1.1550ドル前後で下げ止まるか、1.1600ドルを再び回復できるかが目先の焦点となりそうだ。24:15にはラガルドECB総裁の発言も予定されており、今後の政策金利について追加利上げを示唆する発言が出るか注意したい。
本日の指標は、13:30に日本7月鉱工業生産・確報値が発表され、前月比-0.2%、前年同月比3.9%、設備稼働率が前月比0.5%となった。この後は、21:30にカナダ8月CPIと7月製造業出荷の発表が予定される。CPIは前月比0.0%、前年比3.0%が市場予想となっている。24:15にはラガルドECB総裁の発言も控える。米国の大型指標が予定されていないなか、加ドルの物価指標への反応とユーロのECB総裁発言への反応をそれぞれ見極めたい。
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