上昇したドル円は155円台を試すか
2026.09.15
- 英国7月失業率
- ドイツ9月ZEW景況感調査
前日の米国通貨は、米ドルが主要通貨に対して上昇した。中東情勢の緊迫化による原油高がインフレ懸念を強め、米10年債利回りが5%を突破したことに加え、明日のFOMCで25bpの利上げを見込む確率が約9割まで上昇したことがドルを支えた。ドル指数は一時99.735まで上昇し、ドル円も154円台へ上伸。本日のアジア時間には154.72円前後まで上昇し、ドル指数も99.55付近と約2週間ぶりの高値圏を維持している。一方、日銀は17~18日に金融政策決定会合を開き、18日の政策決定では追加利上げが見込まれているため、155円の節目を上抜けるのか、154円方向へ押し戻されるのかを見極めたい。
欧州通貨は、ユーロが米ドルに対して下落した。前日はユーロドルが一時1.1530ドルと約1カ月ぶりの安値を付け、本日も1.1538ドル前後で推移している。ECBは前週に利上げを実施しており、域内の原油・天然ガス高を背景に追加利上げ観測が残っているものの、足元では米国の金融引き締め観測がより強く意識されている。下方向では1.1530ドル付近を維持できるか、上方向では1.1600ドルを回復できるかが焦点となりそうだ。
本日の指標は、15:00に英国8月失業保険申請件数・失業率、7月ILO方式失業率が予定されている。ILO方式失業率は4.9%と前回から横ばいの予想。15:45にはフランス8月CPI改定値、18:00にはユーロ圏・ドイツ9月ZEW景況感調査が発表され、ドイツ期待指数は40.0が予想されている。21:30には米国9月ニューヨーク連銀製造業景気指数とカナダ7月卸売売上高が控える。英国雇用指標とドイツ景況感を受けたポンド・ユーロの反応に加え、FOMC前の米ドルの上伸性を見極めたい。
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