日銀利上げ後も円安進行、ドル円157円台は続くのか
2026.09.18
- 植田日銀総裁 定例記者会見
- 米国8月鉱工業生産
前日の米国通貨は、米ドルが円に対して底堅く推移した。FRBによる利上げ後も追加引き締め観測が残るなか、本日は日銀が政策金利を1.25%へ引き上げた。しかし、7対2の決定となったことや追加利上げを急ぐ明確なシグナルが乏しかったことから円売りが優勢となり、ドル円は一時157.145円まで上昇した。15:30から植田総裁の会見が始まっており、追加利上げの時期やペースに関する発言次第では円相場が大きく振れる可能性がある。157円台を維持できるか、156円台へ押し戻されるかを見極めたい。
欧州通貨は、ユーロが対ドルで1.14ドル台後半を中心に推移している。前日はBOEが政策金利を3.75%で据え置く一方、インフレが高止まりすれば追加利上げが必要になる可能性を示した。本日の英国8月小売売上高は前月比0.5%増となり、市場予想の0.2%減を上回ったことで英国景気の底堅さが示された。ユーロについてはECBの追加利上げ観測が残る一方、米国でも金融引き締め観測が続いているため、1.15ドルを回復できるかが目先の焦点となりそうだ。
本日は17:00にユーロ圏7月経常収支、18:00にユーロ圏7月建設支出、19:30にラガルドECB総裁の発言が予定されている。22:15には米国8月鉱工業生産と設備稼働率、23:00には米国8月景気先行指標総合指数が発表される。植田総裁の会見による円の値動きに加え、欧州時間ではラガルド総裁の発言、NY時間では米景気指標を受けたドルの反応を確認したい。
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