タカ派Fedで米ドル急伸、ポンドはBOE後に反発できるか
2026.09.17
- イングランド銀行(BOE)政策金利
- 米国9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前日の米国通貨は、FOMC後にドルが主要通貨に対して大きく上昇した。FRBは政策金利を25bp引き上げて3.75~4.00%とし、政策見通しでは年内にもう1回の利上げが示された。ウォーシュFRB議長の発言も市場では想定よりタカ派的と受け止められ、ドル指数は本日100台へ上昇して約7週間ぶりの高値となった。ドル円も156.20円前後までドル高・円安が進んでおり、156円台を維持できるかを確認したい。
欧州通貨は、ユーロが対ドルで下落した。ユーロドルは1.1456ドルまで下落し、約7週間ぶりの安値圏となっている。ECBの追加利上げ観測が残るものの、足元ではFRBのタカ派姿勢を受けたドル買いが優勢となった。ポンドドルも1.33ドル台で推移し、本日20:00のBOE政策決定を前に上値の重い展開となっている。BOEは3.75%での据え置きが広く予想される一方、エネルギー価格上昇によるインフレ再加速への警戒から、11月の利上げを見込む動きも強まっている。
本日の指標は、20:00にBOE政策金利とMPC議事要旨が発表される。21:30には米国9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数、8月住宅着工件数・建設許可件数が予定されている。新規失業保険申請件数は20.7万件、住宅着工件数は年率131.9万件、建設許可件数は141.0万件が市場予想となっている。FRBの追加利上げ観測が強まった直後だけに、BOEの政策姿勢と米景気指標を受けたドル・ポンドの反応を見極めたい。
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