ドルは7週ぶり高値圏、ユーロはECB総裁発言を待つ
2026.09.22
- ラガルドECB総裁発言
- ユーロ圏9月消費者信頼感速報値
前営業日の米国通貨は、FRBによる追加利上げ観測を背景に米ドルが底堅く推移した。ドル指数は100台前半と7週ぶりの高値圏を維持している。前日は原油価格の下落を受けて米10年債利回りが5%を下回ったものの、FRBが物価抑制を重視する姿勢を維持していることがドルを支えている。ドル円は本日157円台半ばで推移しており、日銀の利上げ後も日米金利差を意識した円売りが続いている。一方、158円付近では日本当局による為替介入への警戒も強まりやすい。
欧州通貨では、ユーロドルが1.14ドル台で推移している。ECBは今月政策金利を引き上げており、エネルギー価格や物価動向を踏まえた今後の金融政策が引き続き焦点となる。原油価格の下落はインフレ圧力の緩和要因となる一方、エネルギー市場全体では不安定な動きが続いており、ECBが追加引き締めの必要性をどの程度意識しているかが注目される。ポンドも前営業日に対ドルで軟調となっており、欧州通貨全体で金融政策見通しによる選別色が強まっている。
本日はラガルドECB総裁の発言が予定されている。今回の発言は通常の政策会合後の記者会見ではないため、インフレや金融政策について具体的な言及があるかを確認したい。また、ユーロ圏9月消費者信頼感速報値は-16.0と、前回-15.5から悪化する見通し。同時に米9月リッチモンド連銀製造業指数も発表されるため、米欧双方の材料を受けてユーロドルの方向感が強まる可能性がある。
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