ドル円は155円台へ、FOMC後も上伸するのか
2026.09.16
- 米国8月小売売上高
- FOMC政策金利・ウォーシュFRB議長記者会見
前日の米国通貨は、ドルが円に対して上昇した。原油高と米長期金利の上昇に加え、本日のFOMCで25bpの利上げを見込む確率が約9割まで高まっていることがドルを支えた。ドル円は前日に155円台まで上昇し、本日のアジア時間には155.43円まで上値を広げている。一方、日銀についても今週の追加利上げ観測が強いため、日米金利差だけで一方向にドル高・円安が進みにくい状況でもある。155.50円付近を上抜けるのか、155円を割り込んで調整するのかを確認したい。
欧州通貨は、ユーロが対ドルで上値の重い展開となった。ユーロドルは1.15ドル台前半で推移しており、ECBの追加利上げ観測が残る一方、足元では米国の金融引き締め観測とドル高がユーロの重しとなっている。本日のFOMCで利上げが実施されても、今後の利上げペースについて慎重な姿勢が示されればドルが反落する可能性もある。下方向では1.1520ドル付近を維持できるか、反発局面では1.1600ドルを回復できるかが焦点となりそうだ。
本日の指標は、18:00にユーロ圏7月鉱工業生産が予定され、前月比-0.2%、前年同月比-0.1%が市場予想となっている。21:30には米国8月小売売上高が発表され、前月比0.8%、自動車を除く小売売上高は0.5%が予想される。23:00には米国9月NAHB住宅市場指数、27:00にはFOMC政策金利、27:30にはウォーシュFRB議長の記者会見が控える。利上げそのものは大部分が織り込まれているため、会見で今後の追加利上げにどの程度踏み込むかが米ドルの次の方向性を左右しそうだ。
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