米ADP控えドル円は158円台を試すか
2026.08.05
- 米7月ADP雇用統計
- 米7月ISM非製造業景況指数
前日の米国通貨は、米6月JOLTS求人件数が735.9万件となり、前回改定値753.7万件を下回った。一方、採用件数は534.8万件へ増加し、解雇件数も176.6万件と低水準にとどまったため、労働市場の急速な悪化を示す内容とは受け止められなかった。ドル円は157.17~157.96円の範囲で推移し、157.71円付近で前日を終えた。前日レンジは約79銭となった。本日アジア時間は157円台半ばで推移しており、上値では158.00円付近、下値では157.20~157.30円付近が意識されそうだ。
欧州通貨は、米国とイランの協議を巡る動向や、日米協調介入後の為替市場を見極める中、ポンドが対米ドルで小幅に上昇した。原油価格は協議への期待で下落した後、イラン側の否定を受けて反発し、エネルギー価格の振れがポンドの方向感を限定する材料となった。ポンドドルは1.3418~1.3458ドルの範囲で推移し、1.3451ドル付近で前日を終えた。前日レンジは約40pipsとなった。本日アジア時間は1.3450ドル台で推移しており、1.3460ドル付近が上値抵抗、1.3420~1.3430ドル付近が下値支持として意識されそうだ。
本日の指標は、16:50から17:30にかけてフランス、ドイツ、ユーロ圏、英国の7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が発表される。18:00にはユーロ圏6月生産者物価指数、21:15には米7月ADP雇用統計が予定されており、雇用者数は前月比6.5万人増と、前回の9.8万人増から伸びが鈍化する予想である。22:45には米7月サービス部門PMI改定値、23:00には米7月ISM非製造業景況指数が発表される。ISM非製造業景況指数は54.5と、前回の54.0から上昇する予想である。雇用の伸びとサービス業の景況感が米国の金融政策観測をどのように変化させるか注目したい。
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