雇用統計で切り返したドル円は156円台を保つか
2026.09.07
- ドイツ7月鉱工業生産
- ユーロ圏4-6月期GDP確定値
前営業日の米国通貨は、米8月雇用統計を受けて、米ドルが上昇した。非農業部門雇用者数は前月比16.2万人増となり、市場予想の5.6万人増を上回った。失業率は4.1%で横ばいとなり、7月の雇用者数も2.3万人減から2.1万人増へ上方修正された。米ドル円は155.29~156.76円の約1.47円幅で推移し、156.25円付近で取引を終えた。156.75~157.00円付近が上値抵抗、155.80円付近が下値支持として意識されそうだ。
欧州通貨は、英国の建設業活動の悪化が意識される中、ポンドが対米ドルで上下に振れた。英8月建設業PMIは44.3と、市場予想の45.5および前回の44.7を下回り、20カ月連続で好不況の境目となる50を割り込んだ。ポンドドルは1.3483~1.3551ドルの約68pips幅で推移した後、1.3523ドル付近で前営業日の取引を終えた。1.3550ドル付近が上値抵抗として意識される一方、1.3480~1.3500ドル付近が下値支持として機能するか見極めたい。
本日の指標は、15:00にドイツの7月鉱工業生産が発表され、前月比0.2%、前年同月比0.0%が予想されている。18:00にはユーロ圏の4-6月期GDP確定値が発表され、前期比0.4%、前年同期比1.0%と速報値から横ばいが予想されている。米国の主要株式市場はレーバーデーのため休場となり、ニューヨーク時間は市場参加者の減少が見込まれる。欧州経済指標の結果と流動性低下による為替相場の振れに注意したい。
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