米PCE控えドル円は163円台を維持できるか
2026.07.30
- 英中銀(BOE)政策金利発表
- 米6月PCEデフレーター
前日の米国通貨は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を3.50~3.75%に据え置いたことを受け、米ドルが下落した。政策決定は9対3で、反対した3人は0.25ポイントの利上げを主張した。ケビン・ウォーシュFRB議長が今後の政策経路を明確に示さなかったことも、米ドルの上値を抑えた。ドル円は163.23~163.92円の範囲で推移し、163.31円付近で前日を終えた。前日レンジは約69銭となり、上値では163.90~164.00円付近、下値では163.20~163.30円付近が意識されそうだ。
欧州通貨は、英中銀の政策発表を控える中、FOMC後の米ドル安を受けてポンドが対米ドルで上昇した。英中銀は政策金利を3.75%に据え置くとの予想が優勢であり、6月の英消費者物価指数が前年比2.6%へ鈍化したことも政策判断の材料として意識されている。ポンドドルは1.3278~1.3389ドルの範囲で推移し、1.3367ドル付近で前日を終えた。前日レンジは約111pipsとなり、1.3400ドル付近が上値抵抗、1.3280~1.3300ドル付近が下値支持として意識されそうだ。
本日の指標は、20:00に英中銀の政策金利発表と金融政策委員会(MPC)議事要旨、21:00にドイツ7月消費者物価指数速報値が発表される。21:30には米国の4-6月期実質国内総生産(GDP)速報値、6月PCEデフレーター、個人所得、個人消費支出、新規失業保険申請件数が予定されている。米GDPは前期比年率2.1%、PCEデフレーターは前年比3.7%、コアPCEデフレーターは前月比0.2%、前年比3.3%が予想されている。英中銀の投票結果と米国の物価・成長指標を受け、ポンドと米ドルの値動きが拡大する可能性に注意したい。
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