FOMC控えドル円は164円台を試すか
2026.07.29
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表
- ケビン・ウォーシュFRB議長の定例記者会見
前日の米国通貨は、7月米消費者信頼感指数が90.8となり、市場予想92.3と前回改定値92.2を下回った。一方、FOMCでの利上げ観測が米ドルを下支えし、ドル円は163.64円付近から163.96円付近の狭い範囲で推移した後、163.87円付近で前日を終えた。前日レンジは約32銭となり、FOMCを前に方向感の限られる展開となった。上値では164.00円付近、下値では163.60円付近が意識されそうだ。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで約3週間ぶりの安値圏へ下落した。原油価格の下落によってインフレ懸念がやや後退したほか、米国の利上げ観測が米ドルを支えた。英国の軟調な労働市場を背景に、英中銀が政策金利を据え置くとの見方もポンドの上値を抑えた。ポンドドルは1.3313ドル付近を高値に1.3272ドル付近まで下落し、1.3287ドル付近で前日を終えた。前日レンジは約41pipsとなり、1.3300ドル付近が上値抵抗、1.3270ドル付近が下値支持として機能するか見極めたい。
本日の指標は、15:00にドイツ6月輸入物価指数、17:30に英国6月消費者信用残高とマネーサプライM4、20:00に米国MBA住宅ローン申請指数が発表される。27:00にはFOMC政策金利発表、27:30にはケビン・ウォーシュFRB議長の定例記者会見が予定されている。FOMCでは政策金利を3.50~3.75%に据え置くとの予想が優勢だが、市場では0.25ポイントの利上げも一定程度織り込まれている。政策判断に加え、ウォーシュ議長が今後の利上げやインフレリスクにどのような見解を示すか注目したい。
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