FOMC控えドル円は163円台後半で上値を探るか
2026.07.28
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
- 米国7月消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、米6月耐久財受注が前月比0.3%増と市場予想を下回った一方、設備投資の先行指標とされる非国防資本財受注(航空機を除く)は前月比0.9%増となり、米景気の底堅さが意識された。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、利上げの可能性が一部で残っていることも米ドルの支えとなった。ドル円は前営業日の東京市場で163.33円から163.70円のレンジで推移し、17:00時点では163.52円から163.53円となった。その後も米ドルは底堅く、足元では163円台後半で推移している。上側では164.00付近、下側では163.50から163.00付近が意識されやすく、FOMCを前に米ドル買いの流れが続くか確認したい。
欧州通貨は、ドイツ7月IFO企業景況感指数が86.6へ上昇し、市場予想の86.0を上回った。ドイツ企業の景況感は3カ月連続で改善し、欧州景気への過度な懸念はやや和らいだ。ただし、米ドルがFOMCを前に高値圏を維持したことで、ユーロドルは上値の重い展開となった。ユーロドルは前営業日の東京市場で1.1389から1.1418のレンジで推移し、17:00時点では1.1395から1.1397となった。足元では1.13ドル台後半で推移しており、上側では1.1400から1.1450付近、下側では1.1350から1.1300付近が意識されやすい。本日はフランス7月消費者信頼感指数が予定されており、欧州通貨の下値が支えられるか確認したい。
本日の指標は、米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目、15:45のフランス7月消費者信頼感指数、21:30の米国6月卸売在庫、22:00の米国5月ケース・シラー住宅価格指数、23:00の米国7月リッチモンド連銀製造業指数、23:00の米国7月消費者信頼感指数が中心となる。NY時間は米消費者信頼感指数と住宅関連指標を受けた米金利の反応が材料となりやすい。FOMCの結果発表を翌日に控えるなか、ドル円は164円に接近できるか、ユーロドルは1.13ドル台後半を維持できるかを丁寧に確認したい。
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