米耐久財受注控えドル円は163円台半ばを維持できるか
2026.07.27
- ドイツ7月IFO企業景況感指数
- 米国6月耐久財受注
前営業日の米国通貨は、米7月購買担当者景気指数(PMI、速報値)で総合指数が53.6へ上昇し、米景気の底堅さが意識された。サービス部門PMIは53.6へ上昇し、米6月新築住宅販売件数も年率62.8万件と市場予想を上回ったことで、米ドルは対円で高値圏を維持した。一方、週明けは中東情勢を巡る警戒がやや和らぎ、原油価格が下落したことで米ドルには調整の動きも出ている。ドル円は前営業日の東京市場で163.66円から163.95円のレンジで推移し、17:00時点では163.76円から163.78円となった。足元では163.50付近を維持できるかが焦点となり、上側では164.00付近、下側では163.00から162.50付近が意識されやすい。本日は米6月耐久財受注が予定されており、米景気の底堅さを改めて確認できるか見極めたい。
欧州通貨は、ユーロ圏7月購買担当者景気指数(PMI、速報値)で総合指数が51.9へ上昇し、4カ月ぶりに景気判断の節目となる50を上回った。ドイツでも製造業の改善を背景に民間部門の活動が拡大圏へ戻り、欧州景気への過度な懸念は和らいだ。一方、米ドル高の流れが残るなか、ユーロドルは1.13ドル台後半から1.14ドル付近で上値の重い展開となった。ユーロドルは前営業日の東京市場で1.1377から1.1401のレンジで推移し、17:00時点では1.1388から1.1391となった。上側では1.1400から1.1450付近、下側では1.1350から1.1300付近が意識されやすい。本日はドイツ7月IFO企業景況感指数が予定されており、PMIに続いてドイツ景気の持ち直しを確認できるかが焦点となりそうだ。
本日の指標は、17:00のドイツ7月IFO企業景況感指数、21:00のメキシコ6月貿易収支、21:30の米国6月耐久財受注、米国6月耐久財受注(輸送用機器を除く)前月比が中心となる。米国と欧州の指標数は多くないものの、ドイツIFOと米耐久財受注は、それぞれユーロと米ドルの方向感を左右しやすい。NY時間は米指標後の米金利とドル円の反応を丁寧に確認したい。
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