独CPI控えユーロポンドは0.8560付近で下げ止まるか
2026.08.31
- 中国8月製造業購買担当者景気指数
- ドイツ8月消費者物価指数速報値
28日の米国通貨は、ウォーシュFRB議長の講演を受けて米ドルが上昇した。ウォーシュ議長は、インフレが2%へ向かっているとの確信が得られなければ、FRBには追加対応が必要になるとの考えを示した。9月会合で25bpの利上げが行われる確率は、約35%から57.5%へ上昇した。ドル指数は0.59%高の99.69付近となり、ドル円は159.26~160.21円の約0.95円幅で推移した後、160.07円付近で取引を終えた。160.20円付近が上値抵抗、159.30円付近が下値支持として意識されそうだ。節目となる160.00円を維持できるかが焦点となる。
欧州通貨は、フランスのGDP下方修正とCPI加速が確認される中、ユーロが対ポンドで下落した。フランスの4-6月期GDP確報値は前期比0.0%となり、速報値の0.2%から下方修正された。一方、8月CPI速報値は前年比2.4%となり、前回の2.1%から伸びが加速した。ユーロポンドは0.8555~0.8579ポンドの約24pips幅で推移し、0.8559ポンド付近で取引を終えた。0.8580ポンド付近が上値抵抗、0.8550ポンド付近が下値支持として意識されそうだ。0.8550ポンド台で下げ止まるか見極めたい。
本日の指標は、10:30に発表された中国の8月製造業購買担当者景気指数が49.8となり、前回の49.2から上昇したものの、景況判断の節目となる50を下回った。14:00に発表された日本の7月新設住宅着工戸数は前年比8.2%となり、前回の18.6%から伸びが鈍化した。今後は、16:00にトルコの4-6月期GDP、21:00にドイツの8月CPI速報値が発表される。ドイツCPIは前月比0.3%、前年比3.0%が予想され、前回はそれぞれ0.8%、2.8%だった。中国の景況感改善とドイツの物価動向が欧州通貨や米ドルの方向性に与える影響に注目したい。
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