米雇用堅調でドル円は163円台を保てるか
2026.07.24
- ユーロ圏7月購買担当者景気指数(PMI、速報値)
- 米国6月新築住宅販売件数
前日の米国通貨は、米前週分新規失業保険申請件数が18.7万件へ減少し、1969年以来の低水準となったことで、米労働市場の底堅さが意識された。中東情勢を背景とした原油高やインフレ再加速への警戒も重なり、米金利が上昇するなかで米ドルは対円で高値圏を維持した。ドル円は前日の東京市場で163.00円から163.42円のレンジで推移し、17:00時点では163.31円から163.32円となった。上側では163.50から164.00付近、下側では163.00から162.50付近が意識されやすい。本日は米7月購買担当者景気指数(PMI、速報値)と米6月新築住宅販売件数が予定されており、米ドル買いの流れが続くか確認したい。
欧州通貨は、欧州中央銀行(ECB)が主要リファイナンス金利2.40%、預金ファシリティ金利2.25%を据え置いた。ラガルドECB総裁はエネルギー価格上昇によるインフレリスクに言及し、今後の政策判断はデータ次第との姿勢を示したが、追加利上げの時期を明確に示さなかったことで、ユーロは対米ドルで上値の重い動きとなった。ユーロドルは前日の東京市場で1.1406から1.1435のレンジで推移し、17:00時点では1.1424から1.1425となった後、NY時間には1.13ドル台後半へ下落した。上側では1.1400から1.1450付近、下側では1.1350から1.1300付近が意識されやすい。本日はユーロ圏、ドイツ、フランス、英国の7月PMI速報値が予定されており、欧州景気への見方がユーロの下支えとなるか確認したい。
本日の指標は、16:15のフランス7月製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)、16:30のドイツ7月製造業・サービス部門PMI、17:00のユーロ圏7月製造業・サービス部門PMI、17:30の英国7月製造業・サービス部門PMI、21:00のメキシコ6月失業率、21:30のカナダ6月鉱工業製品価格と原料価格指数、22:45の米国7月製造業・サービス部門PMI、23:00の米国6月新築住宅販売件数が中心となる。特に欧州時間はPMIを受けたユーロの反応、NY時間は米PMIと住宅指標を受けた米ドルの反応を丁寧に確認したい。
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