英利上げ観測後退でポンドドルは1.36ドルを回復できるか
2026.08.28
- カナダ4-6月期GDP
- ウォーシュFRB議長発言
前日の米国通貨は、米新規失業保険申請件数が市場予想より少なかったものの、米ドルは方向感を欠いた。前週分の申請件数は20.3万件となり、市場予想の20.8万件と前回改定値の20.7万件を下回った。ドル指数はニューヨーク時間に99.18付近で小幅高となり、ドル円は159.11~159.54円の約0.43円幅で推移した後、159.32円付近で取引を終えた。159.50円付近が上値抵抗として意識される一方、159.10円から節目の159.00円付近が下値支持として機能するか見極めたい。
欧州通貨は、英中銀の年内利上げ観測が後退し、ポンドが対米ドルで下落した。市場が12月までに織り込む利上げ幅は約24.7bpとなり、25bpの利上げを完全には織り込まない水準まで低下した。ポンドドルは1.3570~1.3603ドルの約33pips幅で推移し、一時約1週間ぶりの安値をつけた後、1.3592ドル付近で取引を終えた。節目の1.3600ドル付近が上値抵抗、1.3570ドル付近が下値支持として意識されそうだ。
本日の指標は、15:45にフランスの8月消費者物価指数速報値が発表され、前月比0.7%、前年比2.4%が予想されている。21:30にはカナダの4-6月期GDPと6月GDPが発表され、四半期GDPは前期比年率3.4%、6月GDPは前月比0.2%が予想されている。22:45には米国の8月シカゴ購買部協会景気指数、23:00にはウォーシュFRB議長の発言と米国の8月ミシガン大学消費者態度指数確報値が予定されている。カナダGDPとウォーシュ議長の発言を受けた米ドルおよび加ドルの振れに注目したい。
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