米金利高でドル円は162円台半ばへ戻すか
2026.07.21
- ドイツ7月ZEW景況感調査
- ユーロ圏7月ZEW景況感調査
前日の米国通貨は、中東情勢の緊張を背景に原油価格が上昇し、インフレ再加速への警戒から米長期金利が上昇したことで、米ドルが底堅く推移した。米6月景気先行指標総合指数は前月比0.2%低下し、景気の先行きには慎重な見方も残ったが、米10年債利回りは4.59%台へ上昇し、ドル指数は100.93付近まで上昇した。ドル円は週明けの市場で162円台前半から半ばで推移し、足元では162.50付近が上値抵抗として意識されやすい。下側では162.00付近、さらに161.50付近が支持帯となりやすく、米金利の上昇が続くかを確認したい。
欧州通貨は、ユーロ圏5月建設支出が前月比0.4%増となり、建設部門には持ち直しの動きが見られた。一方、欧州中央銀行(ECB)理事会を今週控えるなか、原油高によるインフレ再燃への警戒もあり、ユーロは対米ドルで方向感を探る展開となった。ユーロドルは前日の市場で1.1417付近まで下落し、足元でも1.14ドル台前半での推移が続いている。上側では1.1450から1.1500付近、下側では1.1400から1.1380付近が意識されやすく、ドイツとユーロ圏のZEW景況感調査を受けて、1.14ドル台を維持できるか確認したい。
本日の指標は、17:30の香港6月消費者物価指数(CPI)、18:00のユーロ圏7月ZEW景況感調査、18:00のドイツ7月ZEW景況感調査が中心となる。米国の主要経済指標は限られるため、欧州時間はZEW景況感調査を受けたユーロの反応、NY時間は中東情勢や原油価格、米金利の動向が材料となりやすい。ドル円は162円台半ばを回復できるか、ユーロドルは1.14ドル台前半を維持できるかを丁寧に確認したい。
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