米CPIを控えドル円160円台の方向感が出るか
2026.06.10
- 米国5月消費者物価指数(CPI)
- カナダ銀行政策金利
前日の米国通貨は、米4月貿易収支が-559億ドルと前月改定値の-566億ドルから赤字幅を縮小したものの、本日の米5月消費者物価指数(CPI)を控え、米ドルは方向感を探る展開となった。ドル円は東京市場で160.06円から160.29円のレンジで推移し、17:00時点では160.20円付近となった。足元では160.00の節目を維持しており、上側では160.50から160.70付近が上値抵抗として意識されやすい。下側では160.00から159.50付近が支持帯となるかが焦点となりそうだ。本日は米CPIとコアCPIが予定されており、米ドルの高値圏推移が続くか見極めたい。
欧州通貨は、ドイツ4月鉱工業生産が前月比0.4%と前月から持ち直した一方、市場予想をやや下回り、欧州景気への慎重な見方は残った。ユーロドルは東京市場で1.1528から1.1552のレンジで推移し、17:00時点では1.1540付近となった。米CPIを控えた様子見姿勢もあり、ユーロドルは1.1500台半ばで方向感を探る展開となっている。上側では1.1550から1.1580付近、下側では1.1520から1.1500付近が意識されやすく、1.1500台前半を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日は欧州の主要指標が限られるため、米CPIを受けた対ドルでの反応を確認したい。
本日の指標は、08:50の日本5月国内企業物価指数、10:30の中国5月生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)、20:00の米国MBA住宅ローン申請指数、21:30の米国5月消費者物価指数(CPI)とコアCPI、22:45のカナダ銀行政策金利、27:00の米国5月月次財政収支が中心となる。特にNY時間は米CPIが米金融政策見通しを左右しやすく、カナダ銀行の政策金利と合わせて、米ドル、円、ユーロ、カナダドルの反応を丁寧に見極めたい。
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