米小売売上高を受けドル円は162円台前半で踏みとどまるか
2026.07.17
- ユーロ圏6月消費者物価指数(HICP、改定値)
- 米国6月住宅着工件数・建設許可件数
前日の米国通貨は、米6月小売売上高が前月比0.2%増となり、前週分新規失業保険申請件数も20.8万件へ減少したことで、米景気の底堅さが意識された。小売売上高はガソリン価格の低下が全体を抑えた一方、自動車販売やオンライン販売が支えとなった。ドル円は東京市場で161.98円から162.17円のレンジで推移し、17:00時点では162.08円付近となった。米指標後は米金利の反応を受けて、162.00付近での底堅さを確認する展開となっている。上側では162.50付近、下側では161.50から161.00付近が意識されやすい。本日は米6月住宅着工件数、建設許可件数、6月鉱工業生産、7月ミシガン大学消費者態度指数が予定されており、米ドルの買い戻しが続くか確認したい。
欧州通貨は、ユーロ圏5月貿易収支が78億ユーロの赤字となり、前年同月の黒字から悪化したことで、輸入増による収支悪化が意識された。一方、米インフレ鈍化を受けた米ドル安の流れも残り、ユーロドルは1.14ドル台半ばで下げ渋る動きとなった。ユーロドルは東京市場で1.1461から1.1476のレンジで推移し、17:00時点では1.1469付近となった。上側では1.1500付近、下側では1.1430から1.1400付近が意識されやすく、1.14ドル台後半を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日はユーロ圏6月消費者物価指数(HICP、改定値)が予定されており、インフレ鈍化の確認後にユーロが方向感を出せるか見極めたい。
本日の指標は、17:00のユーロ圏5月経常収支、18:00のユーロ圏6月消費者物価指数(HICP、改定値)とコア指数、21:30の米国6月住宅着工件数、米国6月建設許可件数、米国6月輸入物価指数、米国6月輸出物価指数、22:15の米国6月鉱工業生産と設備稼働率、23:00の米国7月ミシガン大学消費者態度指数・速報値が中心となる。特に欧州時間はユーロ圏HICP、NY時間は米住宅関連指標と消費者信頼感が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロの反応を丁寧に確認したい。
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