160円台で推移する米ドル円の底堅さに注目
2026.06.09
- ドイツ4月鉱工業生産
- 米国4月貿易収支
前日の米国通貨は、前週末の米5月雇用統計を受けた米利上げ観測や中東情勢を背景とした安全資産需要が意識され、米ドルが底堅く推移した。ドル円は東京市場で160.15円から160.39円のレンジで推移し、17:00時点では160.20円台となった。足元では160.00の節目を維持しており、上側では160.50から160.70付近が上値抵抗として意識されやすい。下側では160.00から159.50付近が支持帯となるかが焦点となりそうだ。本日は米4月貿易収支と米5月中古住宅販売件数が予定されており、米ドルの高値圏推移が続くか見極めたい。
欧州通貨は、ドイツ4月製造業新規受注が前月比-3.8%と市場予想を下回り、欧州景気への慎重な見方が重しとなった。ユーロドルは東京市場で1.1512から1.1538のレンジで推移し、17:00時点では1.1510台半ばとなった。強い米ドルの流れもあり、ユーロドルは1.1500台前半で上値の重い推移が続いている。上側では1.1550から1.1580付近、下側では1.1500から1.1480付近が意識されやすく、1.1500近辺を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日はドイツ4月鉱工業生産と貿易収支が予定されており、欧州時間のユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、15:00のドイツ4月鉱工業生産と4月貿易収支、18:30の南アフリカ1-3月期国内総生産(GDP)、21:00のメキシコ5月消費者物価指数(CPI)、21:30の米国4月貿易収支とカナダ4月貿易収支、23:00の米国5月中古住宅販売件数と4月卸売売上高が中心となる。特に欧州時間はドイツ鉱工業生産、NY時間は米貿易収支と住宅関連指標が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロの反応を丁寧に見極めたい。
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