米CPI前のドル円は162円台で上値を探るか
2026.07.14
- 米国6月消費者物価指数(CPI)
- ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言
前日の米国通貨は、中東情勢の緊張再燃を背景に原油価格が上昇し、インフレ再加速への警戒から米ドルが底堅く推移した。米6月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米金利見通しを巡る様子見姿勢も強まった。ドル円は東京市場で161.84円から162.36円のレンジで推移し、17:00時点では162.10円付近となった。その後も円は上値の重い動きとなり、ドル円は162円台前半から半ばで推移している。上側では162.50から163.00付近、下側では162.00から161.50付近が意識されやすい。本日は米6月CPIとウォーシュFRB議長の議会証言が予定されており、米ドルの上値余地を確認したい。
欧州通貨は、米ドル高の流れが重しとなり、ユーロドルは1.13ドル台後半まで下押しされる場面があった。前日の東京市場では1.1387から1.1425のレンジで推移し、17:00時点では1.1420台半ばとなった。米CPIを控えて積極的なユーロ買いは入りにくく、足元では1.1400付近を維持できるかが焦点となりそうだ。上側では1.1430から1.1450付近、下側では1.1380から1.1350付近が意識されやすい。本日はドイツ6月卸売物価指数(WPI)、フランス6月消費者物価指数(CPI、改定値)、ベイリー英中銀(BOE)総裁発言が予定されており、欧州通貨の戻りが続くか確認したい。
本日の指標は、13:30の日本5月鉱工業生産・確報値と設備稼働率、15:00のドイツ6月卸売物価指数(WPI)、15:30のスイス6月生産者輸入価格、17:45のベイリー英中銀(BOE)総裁発言、21:30の米国6月消費者物価指数(CPI)とコアCPI、23:00のウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言、29:00の米国5月対米証券投資が中心となる。特にNY時間は米CPIとFRB議長の議会証言が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロ、ポンドの反応を丁寧に確認したい。
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