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米CPI前のドル円は162円台で上値を探るか

相場レポート

米CPI前のドル円は162円台で上値を探るか

本日のポイント
  1. 米国6月消費者物価指数(CPI)
  2. ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言

前日の米国通貨は、中東情勢の緊張再燃を背景に原油価格が上昇し、インフレ再加速への警戒から米ドルが底堅く推移した。米6月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米金利見通しを巡る様子見姿勢も強まった。ドル円は東京市場で161.84円から162.36円のレンジで推移し、17:00時点では162.10円付近となった。その後も円は上値の重い動きとなり、ドル円は162円台前半から半ばで推移している。上側では162.50から163.00付近、下側では162.00から161.50付近が意識されやすい。本日は米6月CPIとウォーシュFRB議長の議会証言が予定されており、米ドルの上値余地を確認したい。

欧州通貨は、米ドル高の流れが重しとなり、ユーロドルは1.13ドル台後半まで下押しされる場面があった。前日の東京市場では1.1387から1.1425のレンジで推移し、17:00時点では1.1420台半ばとなった。米CPIを控えて積極的なユーロ買いは入りにくく、足元では1.1400付近を維持できるかが焦点となりそうだ。上側では1.1430から1.1450付近、下側では1.1380から1.1350付近が意識されやすい。本日はドイツ6月卸売物価指数(WPI)、フランス6月消費者物価指数(CPI、改定値)、ベイリー英中銀(BOE)総裁発言が予定されており、欧州通貨の戻りが続くか確認したい。

本日の指標は、13:30の日本5月鉱工業生産・確報値と設備稼働率、15:00のドイツ6月卸売物価指数(WPI)、15:30のスイス6月生産者輸入価格、17:45のベイリー英中銀(BOE)総裁発言、21:30の米国6月消費者物価指数(CPI)とコアCPI、23:00のウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言、29:00の米国5月対米証券投資が中心となる。特にNY時間は米CPIとFRB議長の議会証言が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロ、ポンドの反応を丁寧に確認したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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