米ISMを控え159円台のドル円方向感に注目
2026.06.01
- 欧州・英国5月製造業PMI(改定値)
- 米国5月ISM製造業景況指数
前週末の米国通貨は、米国とイランを巡る停戦延長への期待が意識され、安全資産としての米ドル需要がやや後退した。一方、インフレ高止まりや米金利見通しへの警戒も残り、ドル円は159.10から159.39のレンジで振れた後、159.27付近で引けている。週明けは中東情勢の不透明感が再び意識され、159円台半ばで方向感を探る展開となっている。上側では159.50から160.00付近が上値抵抗として意識されやすく、下側では159.00から158.80付近を維持できるかが焦点となりそうだ。本日の米ISM製造業景況指数を受けて、米ドルの底堅さが続くか見極めたい。
欧州通貨は、米ドルがやや軟化したことを受けて、ユーロが対ドルで上昇した。ユーロドルは1.1624から1.1687のレンジで推移した後、1.1660付近で引けており、1.1600台後半での推移となっている。上側では1.1680から1.1700付近、下側では1.1640から1.1620付近が意識されやすい。本日はフランス、ドイツ、ユーロ圏、英国の5月製造業PMI改定値が予定されており、欧州景気の底堅さを確認する材料となりそうだ。PMIの結果を受けて、ユーロが1.1700近辺を試すのか確認したい。
本日の指標は、15:30のスイス4月実質小売売上高、16:00のスイス1-3月期GDPとトルコ1-3月期GDP、16:30のスイス5月製造業PMI、16:50のフランス5月製造業PMI(改定値)、16:55のドイツ5月製造業PMI(改定値)、17:00のユーロ圏5月製造業PMI(改定値)、17:30の英国5月製造業PMI(改定値)、18:00のユーロ圏4月失業率、22:45の米国5月製造業PMI(改定値)、23:00の米国5月ISM製造業景況指数と4月建設支出が中心となる。米ISM製造業景況指数は53.1が見込まれており、米製造業の拡大基調を確認する材料となりやすい。欧州時間は各国PMI、NY時間は米ISMを中心に、米ドル、ユーロ、ポンドの反応を丁寧に見極めたい。
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