米失業保険申請減少でドル円は162円台の底堅さ保てるか
2026.07.10
- カナダ6月雇用統計
- ドイツ・フランス6月消費者物価指数(CPI、改定値)
前日の米国通貨は、米前週分新規失業保険申請件数が21.5万件と前回から減少し、米労働市場の安定が意識された。一方、米6月中古住宅販売件数は年率409万件へ減少し、住宅市場の弱さも確認された。ドル円は東京市場で162.25円から162.60円のレンジで推移し、17:00時点では162.30円台半ばとなった。足元では162.00付近を上回って推移しており、上側では162.50から163.00付近、下側では162.00から161.50付近が意識されやすい。本日は米国の主要指標が限られる一方、カナダ6月雇用統計が予定されており、北米通貨の反応を確認したい。
欧州通貨は、ドイツ5月貿易収支で黒字幅が拡大し、輸出も前月比で増加したことで、欧州景気への過度な警戒感はやや和らいだ。また、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨では、インフレが目標を上回る期間が続くとの見方が示され、金融政策の先行きに対する関心も残った。ユーロドルは東京市場で1.1418から1.1448のレンジで推移し、17:00時点では1.1430台半ばとなった。上側では1.1450付近、下側では1.1400から1.1380付近が意識されやすく、1.14ドル台前半を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日はドイツとフランスの6月消費者物価指数(CPI、改定値)が予定されており、ユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、15:00のドイツ6月消費者物価指数(CPI、改定値)、15:45のフランス6月消費者物価指数(CPI、改定値)、16:00のスイス6月SECO消費者信頼感指数、16:00のトルコ5月鉱工業生産、21:00のメキシコ5月鉱工業生産、21:30のカナダ6月新規雇用者数と6月失業率、21:30のカナダ5月住宅建設許可件数が中心となる。特に欧州時間はドイツとフランスのCPI改定値、NY時間はカナダ雇用統計が材料となりやすく、ユーロ、米ドル、カナダドル、円の反応を丁寧に確認したい。
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