FOMC議事要旨後のドル円は162円台を維持できるか
2026.07.09
- 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
- 米国前週分新規失業保険申請件数・6月中古住宅販売件数
前日の米国通貨は、中東情勢の緊張再燃を背景に原油価格が上昇し、インフレ再加速への警戒から米金利高止まり観測が意識された。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、インフレへの警戒感や一部参加者による利上げ支持が示され、米ドルは対円で底堅く推移した。ドル円は東京市場で162.08円から162.46円のレンジで推移し、17:00時点では162.20円台前半となった。その後も162円台での推移が続いており、上側では162.50付近、下側では162.00から161.50付近が意識されやすい。本日は米前週分新規失業保険申請件数と6月中古住宅販売件数が予定されており、米ドルの底堅さが続くか確認したい。
欧州通貨は、米ドル高の流れが重しとなる一方、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨の公表を前に、前回会合での政策判断や今後の政策姿勢を確認したいとの見方が意識された。ユーロドルは東京市場で1.1400から1.1431のレンジで推移し、17:00時点では1.1420台半ばとなった。足元では1.14ドル台前半で方向感を探る動きとなっており、上側では1.1450付近、下側では1.1400から1.1380付近が意識されやすい。本日はドイツ5月貿易収支とECB理事会議事要旨が予定されており、ユーロが1.1400台を維持できるか確認したい。
本日の指標は、10:30の中国6月生産者物価指数(PPI)、15:00のドイツ5月貿易収支、20:30の欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨、21:00のメキシコ6月消費者物価指数(CPI)、21:30の米国前週分新規失業保険申請件数と前週分失業保険継続受給者数、23:00の米国6月中古住宅販売件数が中心となる。特に欧州時間はECB理事会議事要旨、NY時間は米雇用関連指標と住宅指標が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロの反応を丁寧に確認したい。
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