米ISMとユーロ圏小売でドル円161円台を見極める展開か
2026.07.06
- 米国6月ISM非製造業景況指数
- ユーロ圏5月小売売上高・生産者物価指数(PPI)
前営業日の米国通貨は、米6月雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回った流れを受け、米利上げ観測の後退が意識された。米ドルは高値圏から上値を抑えられ、ドル指数は2週間ぶり安値圏で推移した一方、円も対ドルで161円台半ばと弱含みが続いた。ドル円は東京市場で160.48円から161.52円のレンジで推移し、17:00時点では160.70円台後半となった。足元では161.50付近を維持できるかが焦点で、上側では162.00付近、下側では161.00から160.50付近が意識されやすい。本日は米6月サービス部門PMI改定値と米6月ISM非製造業景況指数が予定されており、米ドルの戻りが続くか見極めたい。
欧州通貨は、ユーロ圏6月サービス部門PMI改定値が49.4と前月の47.7から改善し、サービス業の縮小ペースが和らいだ。一方、50を下回る水準は続いており、域内景気への慎重な見方も残った。ユーロドルは東京市場で1.1421から1.1460のレンジで推移し、17:00時点では1.1450台半ばとなった。足元では1.14ドル台前半で底堅さを見せているが、上側では1.1460から1.1500付近、下側では1.1420から1.1400付近が意識されやすい。本日はユーロ圏5月小売売上高と生産者物価指数(PPI)が予定されており、景気と物価の両面からユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、17:30の英国6月建設業購買担当者景気指数(PMI)、18:00のユーロ圏5月生産者物価指数(PPI)と5月小売売上高、22:45の米国6月サービス部門PMI改定値と総合PMI改定値、23:00の米国6月ISM非製造業景況指数が中心となる。特に欧州時間はユーロ圏小売売上高とPPI、NY時間は米ISM非製造業景況指数が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロ、ポンドの方向感を丁寧に見極めたい。
過去の相場レポート
2026.10.15
米金利低下でドル反落、米指標で持ち直すのか
2026.10.14
米CPIを前に反落したドルは持ち直すのか
2026.10.13
米金利低下で反落したドルは再び上値を試すのか
2026.10.12
薄商いのドル円は158円台のレンジを抜けるのか
2026.10.09
雇用統計を控える加ドルは対米ドルで上値を伸ばせるのか
2026.10.08
下落したユーロはECB議事要旨で反発できるのか
2026.10.07
上昇を続けるドル円はFOMC議事要旨で流れが変わるのか
2026.10.06
158円台を試したドル円は植田総裁発言で流れが変わるのか
2026.10.05
米ドルは高値圏、ユーロ17カ月ぶり安値から戻せるか
2026.10.02
ドルは17カ月ぶり高値圏、米雇用統計で上伸続くか
