FOMC議事要旨控えドル円は162円付近で底堅さ保つか
2026.07.08
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
- 米国5月卸売売上高
前日の米国通貨は、米5月貿易収支が776億ドルの赤字となり、前月から赤字幅が拡大した。輸入増加を背景に貿易赤字が広がったことで、米景気の底堅さと外需面の重しが意識された。一方、米金利の高止まり観測やFOMC議事要旨を控えた様子見姿勢もあり、米ドルは対円で底堅く推移した。ドル円は東京市場で161.68円から162.18円のレンジで推移し、17:00時点では161.90円台後半となった。足元では162.00付近を回復できるかが焦点で、上側では162.50付近、下側では161.50から161.00付近が意識されやすい。本日は米5月卸売売上高とFOMC議事要旨が予定されており、米ドルの買い戻しが続くか確認したい。
欧州通貨は、ドイツ5月鉱工業生産が前月比0.9%増となり、市場予想を上回ったことで、ユーロ圏景気への過度な警戒感はやや和らいだ。ただし、米ドルの戻りも重しとなり、ユーロドルは1.14ドル台前半で上値の重い推移となった。ユーロドルは東京市場で1.1427から1.1446のレンジで推移し、17:00時点では1.1420台半ばとなった。上側では1.1450付近、下側では1.1420から1.1400付近が意識されやすく、1.1400台を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日はフランス5月経常収支が予定されているものの、欧州の主要材料は限られるため、対ドルでのユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、14:00の日本6月景気ウォッチャー調査、15:45のフランス5月経常収支、20:00の米国MBA住宅ローン申請指数、23:00の米国5月卸売売上高、27:00の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、28:00の米国5月消費者信用残高が中心となる。特にNY時間は米卸売売上高とFOMC議事要旨が材料となりやすく、米金利見通しを巡る反応を受けた米ドル、円、ユーロの方向感を丁寧に確認したい。
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