米貿易収支控えドル円は162円付近で上値重い展開か
2026.07.07
- 米国5月貿易収支
- カナダ6月Ivey購買部協会指数
前日の米国通貨は、米6月ISM非製造業景況指数が54.0と前月の54.5から低下し、サービス業の拡大ペースがやや鈍化した。一方、50を上回る水準は維持しており、米景気への過度な減速懸念は広がりにくい内容となった。ドル円は東京市場で161.40円から162.30円のレンジで推移し、17:00時点では162.10円台後半となった。足元では162.00付近を維持できるかが焦点で、上側では162.50付近、下側では161.50から161.00付近が意識されやすい。本日は米5月貿易収支が予定されており、米ドルの高値圏推移が続くか見極めたい。
欧州通貨は、ユーロ圏5月小売売上高が前月比0.2%増となり、4月の減少から小幅に持ち直した。ユーロ圏5月生産者物価指数(PPI)も前月比0.2%上昇し、物価面では小幅な上昇が確認された。一方、米ドルの戻りも重しとなり、ユーロドルは1.14ドル台前半で方向感を探る展開となった。ユーロドルは東京市場で1.1422から1.1440のレンジで推移し、17:00時点では1.1420台半ばとなった。上側では1.1450付近、下側では1.1420から1.1400付近が意識されやすく、1.1400台を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日はドイツ5月鉱工業生産とフランス5月貿易収支が予定されており、欧州時間のユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、14:00の日本5月景気先行指数(CI)・速報値と景気一致指数(CI)・速報値、15:00のドイツ5月鉱工業生産、15:45のフランス5月貿易収支、21:30の米国5月貿易収支、カナダ5月貿易収支、23:00のカナダ6月Ivey購買部協会指数が中心となる。特に欧州時間はドイツ鉱工業生産、NY時間は米貿易収支が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロ、カナダドルの方向感を丁寧に見極めたい。
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