カナダGDPと独CPIを控え米ドルの方向感を見極める展開か
2026.05.29
- カナダ1-3月期GDP
- ドイツ5月消費者物価指数(CPI、速報値)
前日の米国通貨は、米4月PCEデフレーターが前年比3.8%と高い伸びとなる一方、米1-3月期GDP改定値が前期比年率1.6%へ下方修正され、強弱が混在する内容となった。米ドルはインフレ高止まりへの警戒から底堅さを保ったが、景気減速への意識も残り、ドル円は159.15から159.65近辺のレンジで振れた後、159円台前半で引けている。上側では159.60から160.00付近が上値抵抗として意識されやすく、下側では159.00から158.80付近を維持できるかが焦点となりそうだ。本日は米4月卸売在庫や5月シカゴ購買部協会景気指数が予定されており、米ドルの底堅さが続くか見極めたい。
欧州通貨は、米ドルの底堅さが重しとなる一方、ユーロ圏の物価指標を控えてユーロは対ドルで方向感を探る展開となった。ユーロドルは1.1586から1.1644のレンジで推移した後、1.1634付近で引けており、1.1600台前半でのもみ合いが続いている。上側では1.1650近辺、下側では1.1600から1.1580付近が意識されやすい。本日はフランスCPI、ドイツCPI速報値、ベイリー英中銀(BOE)総裁発言が予定されており、欧州通貨の物価材料への反応を確認したい。
本日の指標は、15:45のフランス1-3月期GDP改定値、4月消費支出、5月消費者物価指数(CPI、速報値)、16:00のスイス5月KOF景気先行指数、16:55のドイツ5月失業者数と失業率、18:20のベイリー英中銀(BOE)総裁発言、19:00の日本外国為替平衡操作の実施状況、21:00のドイツ5月消費者物価指数(CPI、速報値)、21:30のカナダ1-3月期GDPと3月月次GDP、米国4月卸売在庫、22:45の米国5月シカゴ購買部協会景気指数が中心となる。特にNY時間はカナダGDPと米シカゴ購買部協会景気指数、欧州時間はドイツCPIが材料となりやすく、加ドル、米ドル、ユーロの反応を丁寧に見極めたい。
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