米ADPを前にドル円の戻りが続くのか注目
2026.05.06
- ユーロ圏4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
- 米国4月ADP雇用統計
前日の米国市場は、米4月ISM非製造業景況指数が53.6と前月の54.0から低下し、市場予想の53.7を小幅に下回った。一方、指数は景気判断の節目である50を上回っており、米サービス業の拡大は続いている。ドル円は157.08から157.93のレンジで推移した後、157.68付近で引けており、日本当局による為替介入観測が残るなかでも下値は限られた。足元では158.00近辺が上値抵抗として意識されやすく、下側では157.00から156.50付近が下値支持として機能するかが焦点となりそうだ。本日の米ADP雇用統計を受けて、米ドルの戻りが続くか見極めたい。
欧州通貨は、英国の地方選挙を控えた政治リスクや中東情勢への警戒が意識される一方、英中銀の利上げ観測が支えとなり、ポンドが対ドルで小幅に底堅く推移した。ポンドドルは1.3515から1.3578のレンジで振れた後、1.3539付近で引けている。1.3580近辺では上値の重さが意識されやすく、反対に1.3510から1.3500付近を維持できるかが下値の焦点となりそうだ。本日は英国とユーロ圏のサービス業PMI改定値が予定されており、欧州通貨の景況感への反応を確認したい。
本日の指標は、15:45のフランス3月鉱工業生産、16:50のフランス4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)、16:55のドイツ4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)、17:00のユーロ圏4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)、17:30の英国4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)、18:00のユーロ圏3月卸売物価指数(PPI)、21:15の米国4月ADP雇用統計、23:00のカナダ4月Ivey購買部協会指数が中心となる。特に欧州時間はユーロ圏と英国のサービス業PMI、NY時間は米ADP雇用統計が材料となりやすく、ポンド、ユーロ、米ドルの反応を丁寧に見極めたい。
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