米CPIがドル円159円台の行方を左右するか
2026.08.12
- ドイツ7月消費者物価指数(CPI)改定値
- 米7月消費者物価指数(CPI)
前日の米国通貨は、米7月消費者物価指数(CPI)の発表を控えるなか、米ドルが対円で159円台を中心にもみ合った。中東情勢を背景とした原油高でインフレ懸念が意識され、米長期金利が上昇したことも米ドルを下支えした。一方、重要指標の発表を前に積極的な取引は限られた。ドル円は158.93~159.39円の範囲で推移し、159.28円付近で前日を終えた。前日レンジは約46銭となった。本日アジア時間には159.46円付近まで上昇しており、上値では159.50円と160.00円付近、下値では159.00円付近が意識されそうだ。
欧州通貨は、13日の英国4-6月期国内総生産(GDP)速報値を控え、ポンドが対米ドルで方向感を欠いた。英国の景気動向を見極めたいとの姿勢に加え、夏季の薄商いもあり、大きな値動きにはつながらなかった。ポンドドルは1.3491~1.3519ドルの範囲で推移し、1.3507ドル付近で前日を終えた。前日レンジは約28pipsとなった。本日アジア時間も1.3500ドル台で推移しており、上値では1.3520ドル付近、下値では1.3490~1.3500ドル付近が意識されそうだ。
本日の指標は、15:00にドイツ7月消費者物価指数(CPI)改定値の発表が予定され速報値と同じ、前月比0.8%、前年比2.8%が予想されている。21:30には米7月消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、前月比は前回の-0.4%から0.1%、前年比は3.5%から3.4%への鈍化が予想されている。コアCPIは前月比0.2%、前年比2.5%の予想である。27:00には米7月月次財政収支も発表される。米CPIの結果を受けて9月の金融政策観測が変化する可能性があり、159円台まで上昇したドル円の反応に注目したい。
過去の相場レポート
2026.10.15
米金利低下でドル反落、米指標で持ち直すのか
2026.10.14
米CPIを前に反落したドルは持ち直すのか
2026.10.13
米金利低下で反落したドルは再び上値を試すのか
2026.10.12
薄商いのドル円は158円台のレンジを抜けるのか
2026.10.09
雇用統計を控える加ドルは対米ドルで上値を伸ばせるのか
2026.10.08
下落したユーロはECB議事要旨で反発できるのか
2026.10.07
上昇を続けるドル円はFOMC議事要旨で流れが変わるのか
2026.10.06
158円台を試したドル円は植田総裁発言で流れが変わるのか
2026.10.05
米ドルは高値圏、ユーロ17カ月ぶり安値から戻せるか
2026.10.02
ドルは17カ月ぶり高値圏、米雇用統計で上伸続くか
