米ISMを前にドル円の戻りが続くのか注目
2026.05.05
- 米国4月ISM非製造業景況指数
- 米国3月貿易収支
前日の米国通貨は、中東情勢を巡る警戒感が続くなか、安全資産として米ドルが買われやすい地合いとなった。日本当局による為替介入観測も残るなか、ドル円は155.89から157.32のレンジで推移した後、157.22付近で引けている。足元では157.00近辺を維持できるかが目先の焦点で、上側では157.30から158.00付近、下側では156.00から155.50付近が意識されやすい。本日の米ISM非製造業景況指数や貿易収支を受けて、米ドルの戻りが続くか見極めたい。
欧州通貨は、ユーロ圏89から157.32のレンジで推移した後、157.22付近で引けている。足元では157.00近辺を維持できるかが目先の焦点で、上側では157.30から1584月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)が52.2と景気判断の節目である50を上回った一方、原材料の先買いや供給不安、コスト上昇への警戒も意識され、ユーロは対ドルで上値の重い推移となった。ユーロドルは1.1681から1.1758のレンジで振れた後、1.1692付近で引けている。1.1700近辺を回復できるかが目先の焦点となり、上側では1.1760近辺、下側では1.1680から1.1650付近が意識されやすい。米ドル主導の地合いが続くなか、ユーロが下値を固められるか確認したい。
本日の指標は、17:30の香港1-3月期GDP速報値、21:30の米国3月貿易収支とカナダ3月貿易収支、22:45の米国4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)と総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)、23:00の米国4月ISM非製造業景況指数、米国3月新築住宅販売件数、米国3月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が中心となる。特にNY時間は米貿易収支、ISM非製造業景況指数、新築住宅販売件数、JOLTSが集中するため、米ドルの初動とその後の反応を丁寧に見極めたい。
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