弱い米小売売上高後のドル円は159円付近の攻防が続くか
2026.08.17
- カナダ7月消費者物価指数(CPI)
- 米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前営業日の米国通貨は、米7月小売売上高が前月比0.6%減となり、市場予想の0.1%増と前回の0.2%増を下回った。9か月ぶりの減少となり、米景気の減速懸念から9月の利上げ観測が後退し、米ドルが売られた。ドル円は158.60~159.57円の範囲で推移し、159.32円付近で週を終えた。前営業日レンジは約97銭となった。本日は159円前後で推移しており、上値では159.40~159.60円付近、下値では158.60~159.00円付近が意識されそうだ。
欧州通貨は、英国経済の底堅さが意識されるなか、ポンドが対米ドルで上昇した。13日に発表された英国4-6月期国内総生産(GDP)が前期比0.4%増となり、6月単月のGDPも前月比0.3%増と市場予想を上回ったことがポンドを支えた。ポンドドルは1.3482~1.3563ドルの範囲で推移し、1.3535ドル付近で週を終えた。前営業日レンジは約81pipsとなった。本日は1.3550ドル付近まで上昇しており、上値では1.3560ドル付近、下値では1.3530~1.3540ドル付近が意識されそうだ。
本日の指標は、16:00に中国7月小売売上高と鉱工業生産が発表される。21:30には米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数とカナダ7月消費者物価指数(CPI)が予定されている。ニューヨーク連銀製造業景気指数は11.5と前回の15.6から低下、カナダCPIは前月比0.4%、前年比2.9%と、前回の-0.4%、2.8%から上昇する予想である。23:00には米8月NAHB住宅市場指数も発表される。前週末の弱い米小売売上高で米利上げ観測が後退するなか、米景況感とカナダの物価動向を受けた米ドル、加ドルの反応に注目したい。
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