米指標で反発したドル円は159円台を維持できるか
2026.08.21
- ユーロ圏・英国8月PMI速報値
- 米国8月PMI速報値
前日の米国市場では、市場予想より強い米経済指標を受け、ドル買い・円売りが優勢となった。前週分新規失業保険申請件数は20.6万件と、市場予想の21.0万件を下回った。前回値は20.9万件から21.2万件へ上方修正された。8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数も47.4となり、前回の41.4と市場予想の25.0を上回った。米ドル円は158.02~159.20円の約1.18円幅で推移し、158.90円付近で取引を終えた。159.20円付近が上値抵抗、158.00円付近が下値支持として意識されそうだ。
欧州通貨は、英国のインフレ高止まりを背景としたイングランド銀行(BOE)の利上げ観測が引き続きポンドを支え、米長期国債の買い戻し拡大を受けたドル安も上昇要因となった。ポンドドルは1.3592ドル付近から1.3661ドル付近まで上昇し、約6カ月ぶりの高値を更新した。その後は高値から上昇幅を縮小し、1.3643ドル付近で取引を終えた。直近高値の1.3660ドル付近が上値抵抗、節目となる1.3600ドル付近が下値支持として意識されそうだ。
本日の指標は、15:00に英国の7月小売売上高、16:15から17:30にかけてフランス、ドイツ、ユーロ圏、英国の8月PMI速報値が発表される。英国の小売売上高(除自動車)は、前回の前月比1.1%から-0.5%への低下が予想されている。21:30にはカナダの6月小売売上高、22:45には米国の8月PMI速報値、23:00にはユーロ圏の8月消費者信頼感速報値が予定されている。欧米の景況感と英国の個人消費を確認し、ドル円やポンドドルの方向性が明確になるか注目したい。
過去の相場レポート
2026.10.15
米金利低下でドル反落、米指標で持ち直すのか
2026.10.14
米CPIを前に反落したドルは持ち直すのか
2026.10.13
米金利低下で反落したドルは再び上値を試すのか
2026.10.12
薄商いのドル円は158円台のレンジを抜けるのか
2026.10.09
雇用統計を控える加ドルは対米ドルで上値を伸ばせるのか
2026.10.08
下落したユーロはECB議事要旨で反発できるのか
2026.10.07
上昇を続けるドル円はFOMC議事要旨で流れが変わるのか
2026.10.06
158円台を試したドル円は植田総裁発言で流れが変わるのか
2026.10.05
米ドルは高値圏、ユーロ17カ月ぶり安値から戻せるか
2026.10.02
ドルは17カ月ぶり高値圏、米雇用統計で上伸続くか
