米小売売上高控えドル円は159円台で方向感を探るか
2026.08.14
- ユーロ圏4-6月期域内総生産(GDP)改定値
- 米7月小売売上高
前日の米国通貨は、米7月生産者物価指数(PPI)が前月比0.0%となり、市場予想0.2%を下回った。前年比も4.7%と前月の5.5%から鈍化し、9月の利上げ観測が後退した。米ドルは発表直後に売られたものの、その後は持ち直し、ドル円は159.02~159.57円の範囲でもみ合い、159.44円付近で前日を終えた。前日レンジは約55銭となった。本日は159円台前半で推移しており、上値では159.50~159.60円付近、下値では159.00円付近が意識されそうだ。
欧州通貨は、英国4-6月期国内総生産(GDP)が前期比0.4%増となり、市場予想と一致した。6月単月のGDPは前月比0.3%増と、市場予想の横ばいを上回り、英国経済の底堅さが意識された。一方、英中銀(BOE)の政策見通しを大きく変える材料とはならず、ポンドは対米ドルで方向感を欠いた。ポンドドルは1.3474~1.3514ドルの範囲で推移し、1.3485ドル付近で前日を終えた。本日は1.3500ドル付近まで戻しており、上値では1.3510~1.3520ドル付近、下値では1.3470~1.3480ドル付近が意識されそうだ。
本日の指標は、15:45にフランス7月消費者物価指数(CPI)改定値、18:00にユーロ圏4-6月期域内総生産(GDP)改定値と6月貿易収支が発表される。ユーロ圏GDPは前期比0.4%、前年比1.0%が見込まれている。21:30には米7月小売売上高が予定されており、前月比0.1%、自動車を除く小売売上高は前月比0.2%が予想されている。23:00には米8月ミシガン大学消費者態度指数速報値も発表される。前日のPPIで米利上げ観測が後退した中、小売売上高で米景気の底堅さが確認されるか、159円台で推移するドル円の反応に注目したい。
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