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対円で上昇したユーロが本日のECBにて流れを変えるのか注視か

相場レポート

対円で上昇したユーロが本日のECBにて流れを変えるのか注視か

対円で上昇したユーロが本日のECBにて流れを変えるのか注視か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 英・BOE政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.1757から1.1703まで下落。時間足20MAをまたいでの値動きに終始した。4時間足では、20MA直下にて方向感を模索する値動きが見られており、日足では10MAをまたいでの値動きに終始したより上位水準での上昇トレンドが崩れずにいる最中だ。

欧州通貨は、昨日発表された独・11月IFO景況感指数が、前月の88.1から87.6に低下したにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は181.572から182.868まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで高騰した。4時間足では、20MA下位から上位水準へと値が戻っており、日足では20MAに下値を支持されつつ上昇トレンドが継続しているところだ。

本日は、6:45にNZ・第3四半期GDP、16:00にスイス・貿易収支、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、英・BOE議事録公表、22:15に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、27:00に米・5年インフレ連動債入札がある予定だ。対円で上昇したユーロが本日のECBにて流れを変えるのか、注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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