BOE後に弱含んだポンドが回復するのか方向性を静観か
2025.12.19
- 英・GFK消費者信頼感調査
- 豪・民間部門信用
前日の米国通貨は、加ドルが対円で往って来いとなった。加ドル円は112.730から113.261の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きに終始した。4時間足では、20MAに下値をサポートされつつ方向感を模索する値動きが見られ、日足では年初来高値圏での横ばい推移となっている。
欧州通貨は、昨日行われたBOE政策金利発表にて、政策金利が4.00%から3.75%へ0.25ポイント引き下げられたことで、ポンドが対円で下落した。ポンド円は207.760から209.013の間で推移。欧州時間での上げ幅を米国時間で相殺した。4時間足では、20MAに沿っての上昇トレンドが崩れておらず、日足では10MAに沿っての高値更新が継続している状況だ。
本日の指標は、6:00にNZ・消費者信頼感指数、6:45にNZ・貿易収支、8:30に日・消費者物価指数、9:00にNZ・ANZ企業景況感、9:01に英・GFK消費者信頼感調査、9:30に豪・民間部門信用、正午前後に日・BOJ政策金利と声明発表、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、16:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数、独・GFK消費者信頼感調査、16:45に仏・生産者物価指数、20:00に英・CBI流通取引調査、22:30に加・小売売上高、24:00に米・中古住宅販売件数、米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。BOE後に弱含んだポンドが回復するのか、方向性を静観したい。
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