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BOE後に弱含んだポンドが回復するのか方向性を静観か

相場レポート

BOE後に弱含んだポンドが回復するのか方向性を静観か

BOE後に弱含んだポンドが回復するのか方向性を静観か
本日のポイント
  1. 英・GFK消費者信頼感調査
  2. 豪・民間部門信用

前日の米国通貨は、加ドルが対円で往って来いとなった。加ドル円は112.730から113.261の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きに終始した。4時間足では、20MAに下値をサポートされつつ方向感を模索する値動きが見られ、日足では年初来高値圏での横ばい推移となっている。

欧州通貨は、昨日行われたBOE政策金利発表にて、政策金利が4.00%から3.75%へ0.25ポイント引き下げられたことで、ポンドが対円で下落した。ポンド円は207.760から209.013の間で推移。欧州時間での上げ幅を米国時間で相殺した。4時間足では、20MAに沿っての上昇トレンドが崩れておらず、日足では10MAに沿っての高値更新が継続している状況だ。

本日の指標は、6:00にNZ・消費者信頼感指数、6:45にNZ・貿易収支、8:30に日・消費者物価指数、9:00にNZ・ANZ企業景況感、9:01に英・GFK消費者信頼感調査、9:30に豪・民間部門信用、正午前後に日・BOJ政策金利と声明発表、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、16:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数、独・GFK消費者信頼感調査、16:45に仏・生産者物価指数、20:00に英・CBI流通取引調査、22:30に加・小売売上高、24:00に米・中古住宅販売件数、米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。BOE後に弱含んだポンドが回復するのか、方向性を静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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