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対米ドルで下落したポンドの下値余地を注視か

相場レポート

対米ドルで下落したポンドの下値余地を注視か

対米ドルで下落したポンドの下値余地を注視か
本日のポイント
  1. 米・ISM非製造業景気指数
  2. 欧・生産者物価指数

前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は109.795から108.868まで低下。時間足10MAに沿っての下落トレンドが発生した。4時間足では、200EMA付近まで値が落ちてきており、日足ではRSIが66から53まで低下しているところだ。なお週足では、ボリンジャーバンド+3σからの反落に入っている。

欧州通貨は、ポンドが対米ドルで下落した。ポンド米ドルは1.3139から1.3009まで下落。時間足20MAに沿っての下落トレンドが発生した。4時間足では、RSIがすでに22まで低下。ボリンジャーバンド-3σをタッチした。日足ではサポートされていた200SMAラインを実体足で下回っているため、欧州時間でのポンドのさらなる下落に警戒したい。

本日は、8:50に日・BOJ議事要旨公表、16:00に独・製造業受注、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、17:50に仏・非製造業PMI、17:55に独・非製造業PMI、18:00に欧・非製造業PMI、18:30に英・非製造業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:15に米・ADP雇用統計、23:45に米・非製造業PMI、24:00に米・ISM非製造業景気指数、24:30に米・週間原油在庫がある予定だ。対米ドルで下落したポンドの下値余地を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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