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対円で下落したユーロが反発を見せるのか欧州時間での値動きを注視か

相場レポート

対円で下落したユーロが反発を見せるのか欧州時間での値動きを注視か

対円で下落したユーロが反発を見せるのか欧州時間での値動きを注視か
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 加・BOC政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、本日の加BOC政策金利発表を前に、加ドルが対円で下落した。加ドル円は109.286から108.466まで下落。時間足200EMAラインまで値が落ちた。4時間足では、20MA上位から下位へと移行しており、日足では10MA直下まで価格が低下している状況だ。一方で、本日のアジア時間では再び対円で反発上昇を見せているため、米国時間での値動きに注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・11月GFK消費者信頼感指数が、前月のマイナス22.3からマイナス24.1へと悪化したことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は178.006から176.990まで低下。時間足20MAに沿っての下降が見られた。4時間足では、75MA直下までローソク足が低下しており、日足ではRSIが70からの反落を見せているところだ。

本日は、9:30に豪・第3四半期消費者物価指数、12:30にNZ・ホークスビーRBNZ総裁の発言、18:30に英・消費者信用残高、英・住宅ローン承認件数、英・住宅証券融資高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:45に加・BOC政策金利と声明発表、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に加・マックレムBOC総裁の記者会見、米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。対円で下落したユーロが反発を見せるのか、欧州時間での値動きを注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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