米国が休場下での月初の値動きを注視か

2025.09.01
- 日・第2四半期設備投資
- 英・ネーションワイド住宅価格
先週末の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は106.751から107.116まで上昇。時間足75MAが下値支持線となり上向いた。4時間足では、200EMAのレジスタンスライン上抜けを試みている最中となっており、日足ではRSI50近辺にて、20MAより上位での推移を継続しているところだ。
欧州通貨は、8月29日に発表された欧・8月調和消費者物価指数(HICP)が、前年比で前月の1.8%から2.1%に上昇したことで、ユーロが対円で小幅上昇した。ユーロ米ドルは1.1650から1.1708まで上昇。時間足200EMAに下値をサポートされて反発した。4時間足では、20MAタッチからの切り返しとなっており、日足でも4時間足同様に20MAからの反発が入っている状況だ。
本日は、7:45にNZ・住宅建設許可、8:50に日・第2四半期設備投資、10:30に豪・住宅建設許可、15:00に英・ネーションワイド住宅価格、15:30にスイス・小売売上高、16:30にスイス・製造業PMI、16:50に仏・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、英・製造業PMI、18:00に欧・雇用統計がある予定だ。なお本日は米国が祝日により休場となっている。米国が休場下での月初の値動きをじっくりと注視したい。
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