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英失業率改善にて対円で上昇したポンドの上値余地を注視か

相場レポート

英失業率改善にて対円で上昇したポンドの上値余地を注視か

英失業率改善にて対円で上昇したポンドの上値余地を注視か
本日のポイント
  1. 豪・賃金指数
  2. 南ア・小売売上高

前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は107.754から107.196まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-3σまで値が落ちた。4時間足では、200SMAに下値をサポートされつつ横ばい推移しており、日足では20MA直下にて上値が重くなっているところだ。本日の米国時間でも加ドルの勢力が軟化するのか、進行方向を注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された英・7月雇用統計にて、失業率が前月の4.5%から0.1ポイント改善し4.4%となったことで、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は198.713から200.076まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが見られた。4時間足では、今月に入ってから10MAに沿ってのトレンドが継続しており、日足では6日続伸。ボリンジャーバンド+3σまでローソク足が伸びている。

本日は、8:50に日・国内企業物価、10:30に豪・第2四半期賃金コスト指数、15:00に独・卸売物価指数、独・消費者物価指数、日・工作機械受注、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、南ア・小売売上高、21:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。英失業率改善にて対円で上昇したポンドの上値余地を見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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