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拮抗しているポンド米ドルの方向性が明確となるのか値動きに注目か

相場レポート

拮抗しているポンド米ドルの方向性が明確となるのか値動きに注目か

拮抗しているポンド米ドルの方向性が明確となるのか値動きに注目か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 欧・ZEW景況感指数

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.1675から1.1590まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-3σまで値が落ちた。4時間足では、200SMAに上値をレジストされている最中となっており、日足では上値・下値ともに切り下げており下降フラグが見られている。なお週足では、サポートされていた10MAを割り込むかの瀬戸際となっているため、欧州時間での値動きに注意したい。

欧州通貨は、ポンドが対米ドルで往って来いとなった。ポンド米ドルは1.3399から1.3476の間で推移。時間足20MAをまたいでの方向感に欠ける値動きが見られた。4時間足では、頭上に控えた200SMAにて反落が入っており、日足では先月からの下落トレンドにて上値を切り下げている最中だ。本日の米国時間にてポンドが勢力を取り戻すのか注目したい。

本日は、8:01に英・BRC既存店売上高、8:50に日・マネーストック、10:30に豪・NAB企業景況感、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、15:00に英・雇用統計、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、18:30に南ア・雇用統計、21:30に米・消費者物価指数、加・住宅建設許可、23:30に米・シュミッド:カンザスシティ連銀総裁の発言がある予定だ。拮抗しているポンド米ドルの方向性が明確となるのか、米国時間での値動きに注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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