最弱となった米ドルがさらなる軟化を見せるのか方向性に注目か
2025.08.14
- スイス・生産者輸入価格
- 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、アジア時間終盤から米国時間にかけて、米ドルが最弱となった。米ドル円は148.159から147.092まで下落。時間足20MAに上値をレジストされながら低下した。4時間足では、ボリンジャーバンド+2σからの反転の値動きが見られ、日足では200EMAが上値抵抗帯となり価格が落ちている状況だ。本日の米国時間での要人発言にて、米ドルがさらなる軟化を見せるのか、注目したい。
欧州通貨は、スイスフランが対円で下落した。フラン円は183.626から182.899まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では、200SMAに上値を抑えられる形で反落が入っており、日足ではボリンジャーバンド中心線からの価格低下となっている。本日の欧州時間にてスイスフランがさらに軟化していくのか、方向性を注視したいところだ。
本日は、8:01に英・RICS住宅価格、10:30に豪・雇用統計、15:00に英・第2四半期GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、15:30にスイス・生産者輸入価格、15:45に仏・消費者物価指数、18:00に欧・鉱工業生産、欧・第2四半期GDP、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、23:00に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、27:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言がある予定だ。最弱となった米ドルがさらなる軟化を見せるのか、方向性に注目したい。
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