PMI集中を前に米ドルの高値圏推移を見極める展開
2026.05.21
- ユーロ圏・英国・米国5月PMI速報値
- 米国前週分新規失業保険申請件数
前日の米国通貨は、FOMC議事要旨でインフレ高止まりが続く場合には追加引き締めが適切になり得るとの見方が示され、米ドルが高値圏で推移した。ドル円は158.58から159.18のレンジで振れた後、158.89付近で引けており、159.00近辺では上値の重さも意識されやすい。下側では158.50から158.00付近が下値支持として機能するかが焦点となりそうだ。本日は米新規失業保険申請件数や米PMI速報値、住宅関連指標が予定されており、米ドルの高値圏推移が続くか見極めたい。
欧州通貨は、ユーロ圏4月消費者物価指数(HICP、改定値)が前年比3.0%とECB目標を上回る水準で確認された一方、米ドル高の流れが重しとなり、ユーロは対ドルで方向感を探る展開となった。ユーロドルは1.1583から1.1646のレンジで推移した後、1.1625付近で引けている。1.1650近辺を上抜けられるかが目先の焦点となり、下側では1.1600から1.1580付近が意識されやすい。本日はフランス、ドイツ、ユーロ圏、英国のPMI速報値が相次ぐため、欧州通貨の景況感への反応を確認したい。
本日の指標は、16:15のフランス5月製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)、16:30のドイツ5月製造業・サービス部門PMI速報値、17:00のユーロ圏5月製造業・サービス部門PMI速報値と3月経常収支、17:30の英国5月製造業・サービス部門PMI速報値、21:30の米国前週分新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、住宅着工件数、建設許可件数、22:45の米国5月製造業・サービス部門・総合PMI速報値、23:00のユーロ圏5月消費者信頼感、24:00のベイリー英中銀(BOE)総裁発言が中心となる。特に欧州時間は各国PMI、NY時間は米雇用・住宅・PMI関連指標が材料となりやすく、ユーロ、ポンド、米ドルの反応を丁寧に見極めたい。
